生成AIの個人的な活用事例集

生成AIの活用について
生成AIの利用が当たり前になった昨今ではあるが、まだまだ活用しきれていないと感じることがある。
この記事では生成AIの活用方法を模索していく。
ちなみに、ChatGPT 3.5に生成AIの活用のコツを聞いてみたら以下の回答が得られた。
- クリエイティブな使い方を模索する
- データの品質と多様性に注意する
- 適切なモデルの選択
- ファインチューニングとハイパーパラメータ調整
- エチカルな利用と説明責任
- セキュリティへの対策
- リアルタイム応用への挑戦
文章生成AIについて
文章を生成してくれるAIについては、ChatGPTやBardを愛用している。UI的にも回答精度的にもChatGPTのほうが好み。
以下に個人的な活用事例を記載していく。
Vue.jsコンポーネントを作ってもらう
【プロンプト】
Vue.jsのSFCで汎用的なコンポーネントを5つくらい作成して。↓
【プロンプト】
他には?ランダムでコンポーネントファイルを作成してもらえるプロンプト。PJが立ち上がった最初のタイミングでいっぱい生成しておくと後々便利になるかも。
Vue.jsのSFCはコンポーネントとして1ファイルで処理が完結するので、小分けにして作ってもらいやすくてAI生成向きな気がする。
WARNING
ただ、毎回VueのOperation APIで生成されてしまうのが難点…
コーディングしてもらう
【プロンプト】
Spring BootでAPIをGET送信するクラスファイルを作成して。【プロンプト】
Vue.jsで、黒色の背景のCanvasタグ内にオブジェクトを散りばめて、
それを画像としてダウンロードできるようなWebアプリケーションを作成して。
オブジェクトを散りばめるのはボタンを押したタイミングにして、リセットボタンも追加して。
散りばめられるオブジェクトには黄色い星、青い丸、ピンク色のハートを用意して。このくらい具体的に指示すると結構使えるものを出してくれる。
わからないことを教えてもらう
【プロンプト】
GraphQLって一言で言うとなんですか?【プロンプト】
GraphQLって一文で言うとなんですか?【プロンプト】
GraphQLを他のものに例えると?わからないことを生成AIに教えてもらうにはどうしたらいいのかと考えてみたときに、それについて書かれた長文を読んでいくだけならWikipediaでいいんじゃないかという結論に至った。
逆に短文でスパッと教えてもらったり、他のものに例えてもらったりするのが導入として良さそう。
未知のIT技術がわからない時に具体例を出してもらう
【プロンプト】
いい感じのOpenAPI定義ファイルを生成して。↓
【プロンプト】
もっと複雑なパターンの定義ファイルも作成できる?IT系の未知の分野だと、動かしてみないとわからないな…ってこともよくあるので、生成AIにサンプルを作成してもらうのもおすすめ。
用語集を作ってもらう
【プロンプト】
以下それぞれのIT用語の意味を一言ずつで教えて。単語の部分は`で囲ってください。
* AAA
* BBB
* CCCこんな感じで用語集が簡単に作成可能。単語をバッククォートで囲ってもらっているのはMarkdown記法でコード扱いにして見やすくするため。
画像生成AIについて
画像を生成してくれるAIについては、Stable Diffusion、Midjourney、DALL-E3、Adobe Fireflyを使用したことがある。品質は圧倒的にMidjourneyが良くて、手軽さや商用可かどうかで言えばAdobe Fireflyも使える。
以下に個人的な活用事例を記載していく。
いい感じの背景素材を描いてもらう
【プロンプト】
ブルーからオレンジにグラデーションがかかったオシャレな幾何学模様の入った背景素材を描いて。Adobe Fireflyの個人的なお気に入り設定
- モデルバージョン:
Firefly Image 2 - 縦横比:
ワイドスクリーン(16:9) - コンテンツタイプ:
アート - スタイル:
サイバーパンク、サイケデリック、ヴェイパーウェイヴ、マキシマリズム、ファンタジーなどコミックブック、ベクター風、シンプル、落書きあたりは好みなんだけど細部が不揃いだったりゴミが発生しているのが気になってしまう…。
- カラーとトーン:
パステルカラー、鮮やかなカラー